気まぐれ♪オーディナリーライフ

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当時の中高生の憧れ? オーディオコンポ KENWOOD ROXYシリーズ

新年度が始まり早2週間。
新年度を迎えるにあたり、特に進学する際に何かプレゼントをもらった、って人、結構いるんじゃないかと思います。
今だったら、SWITCHやPS5などのゲーム機とかスマートフォン、スーツや洋服、金券とかでしょうか?

管理人の学生時代はというと、まだパソコンも個人で持ってる人は少ない状況、スマホどころかポケベルもあったかどうか。
なので当時は、就職する際であれば、スーツや腕時計、場合によっては自動車だったと思われますし、学生であれば、オーディオコンポやラジカセ、エレキギターなどが多かったと思われます。
当時は中学生になって音楽に目覚めたって人も多く、レンタルレコード屋でレコード(当時はまだCDは普及前でレコードほど普及してなかった)を借りて来てはカセットテープに録音、みんなで貸し借りしてたのを覚えてます。

で、そんな中で憧れというか人気が高かったのは、KENWOOD社のROXYシリーズ。

人気はあったのですが、いかんせん高額で(30万近くしてたかな?)、周囲でROXYシリーズ持ってたのは誰もいませんでした。
ほとんどがラジカセ(TOSHIBAのSUGARシリーズが一番人気でした)で、他はメーカー名は控えますが安価なミニコンポも持ってる人が数名。
それでも持ってるだけで憧れられてた時代でしたね。

 

他にも各オーディオメーカーからコンポは出てましたが、なぜこのシリーズが人気あったかと今更ながら考えてみますと…
見た目、そしてグラフィックイコライザーの存在ですかね?
こんなに多バンド周波数をカバーしてるのって、このシリーズくらいでしたし。
他は多くても5バンドくらい。スペアナ表示もかっこよかったですし。
中高生のほとんどは音質じゃなくて見た目重視ですから、これが一番人気だったと思います(ワタクシの周辺のお話ですけど)。

ただ、グライコを使って調整…って結構面倒なんですよね。
結局固定したままになって。
大人になってからは、音質も低下すると聞いて。ああ、単品コンポにはせいぜい低音と高温調整ボリュームしかついてないのはそれが理由か、と納得した記憶があります。
結局、ROXYシリーズは電気屋の店頭ディスプレイを見て聴いて憧れだけで終わりました。ミニコンポは買ってもらえたのですが、予算の関係で安価なものに…(苦笑)

今は電気屋のオーディオコーナーを覗いてみると、大型のコンポって置いてないですね。住宅事情もありますが、小型の一体型ばかり。
なので、専門店かハードオフなどの中古オーディオコーナーに行かないとお目にかかれません。もしくはヤフオクやフリマサイトなどで入手ですか。
個人的には、ちょこちょこそういうお店やサイトを利用して、小型ながら単品コンポを揃えました。あまり大きな音は出せないのですが、やはり専門の器具は音質が良いです。

そういえば、1980年代にスピーカー598戦争というのがあって、各メーカーが59800円のスピーカーを出してたのですが、これがかなりの大きい代物。
こないだ実物を見たのですが、こんなの部屋に置ける人ってかなり大きい部屋に住んでないと無理(笑)
なんか、日本のオーディオが廃れていったのって、こういう部屋事情が理由だったんじゃないかと思います。